ようやく届きまして,ここ稚内では,未だにマスクが簡単に手に入る,と言うわけにはいきませんので大事に使わせていただきます。
それにしても,2枚なのですが,封筒を兼ねた立派な包装に包まれていて,これなら時間かかりますね。ちなみに,稚内市役所からのマスクは,もっとたくさん,簡単なビニール包装と,感染防止のための注意事項を記載したパンフレットが普通の茶封筒に入ってます。包装は,結局廃棄してしまうもので,時間と労力とお金のかけ方に,いささか疑問の残る郵送物でした。
「民度」という言葉は抽象的でよくわかりませんが,国(自治体)が要請したら,というよりも,自分だけは感染したくない,という自分ファーストなだけだ,と思うのは意地の悪い筆者だけでしょうか。緊急事態宣言は終わって,これから外出も移動も再開,イベントも段階的に「解禁」して,経済も社会を再始動しましょう,というときに,昨日も札幌からの出張帰り,函館線も宗谷線も,一車両貸し切り状態です。
もっとも,「移動は慎重に」とか「十分な間隔」とか,言われて,万一,自分のところで感染が見つかれば,袋だたきにあうので,そんなリスクはとりたくない,というのも,お気持ちはわかります。
たたく方もさることながら,たたかれるのがいやで縮こまっているのは,民度が高い,というのでしょうか。
札沼線のあった風景
一応マスクはして,少々「密」になるかもしれませんが,人種差別や警官による暴力反対を唱えて街に出る,方が「民度」が高いような気もします。
札沼線のあった風景
気の毒なのはJRで,14日から当面の間,需要減少により,サロベツ3,4号が運休です。宗谷バスの夜便,深夜便も運休ですから,日帰りでは札幌に行けません。稚内は陸の孤島になりつつあります。おかげで,第2波とも,たぶん,第3波とも,無縁のまま終わりそうです。
札沼線のあった風景