最近,よくわからない政治的パフォーマンスが目立つようで

 

「尊い英霊に尊崇の念を表するのは当たり前のことであり・・・」

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その点については全く異論のないところですが,重要閣僚が,とか,政治家が大挙して(集団で)靖国参拝,というのにはどうも違和感を禁じ得ません。

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「尊崇の念」は政治家個人の心情の問題,かたや,「大挙して参拝」というのは,国内の有権者向けの政治的パフォーマンス,国内向け,という意味では,あちらの「反日教育」とあまりかわりません。

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有権者向けのパフォーマンスが出来ることは政治家にとって重要な資質であることは否定しませんが,それが国際問題にはねる性格の場合,そのはね方を計算に入れてある種の明確なリスク判断と戦略的意図でやってもらうならまだしも-- というか,本当に戦略的意図でこれをやっているとすると,「挑発」ですねえ--,単純に話がややこしくなるだけで何ら国益に寄与しないで終わる,悲惨な結果となりかねません。

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そういうリスク性のある行為について,「閣僚がどんな脅かしにも屈しない自由は確保している・・・」という,「なめんなよ」といっているに等しい低レベルの話にしてしまう総理も総理ですが,いずにしろ,その程度の話を国会で堂々と答弁されても,国政を付託している側の国境の住民としては,いささか不安ではあります。

「主権回復の日」という,これまたよく分からない記念日が出来たようですが,「完全な主権回復・・・」などと閣議決定する前に国内問題にはねることも,もうちょっと慎重に判断してほしかったところではあります。