産業遺産

古い農業用機械ですが,本来の役割は終えたとはいえ,被写体としては,現役です。

農機具のある風景
農機具のある風景

検査数が増えたから陽性者数が増えた。そのロジックは,むかし,政府が否定していた,「陽性者数が少ないのは,検査数が少ないからだ」と同じですね。

ちなみに,検査数を抑えているのは,重症患者数を抑えて医療崩壊を防ぐ?,も考え方としては矛盾(というか,目的効果がチグハグ)です。検査数を抑えれば,隔離されない陽性患者がちまたに「野放し」になるということですから,重症患者を抑えるためという目的が,感染の拡大と(特に高齢者の)重症患者の増加という効果を招いています。

擬陽性者を隔離すれば,人権問題?そもそも,擬陽性か本陽性かが区別ができれば,誰も苦労はしません。「擬陽性者を隔離すれば」という前提自体が,論理矛盾を含んでいます。

2,3週間先の話を今しなければならないのは,難しいと思いますが。

今は,若年層が感染者の中心で,重症者も少なく,医療現場も逼迫していない,とおっしゃいましても,市中感染で,高齢者(=ハイリスク者)に市中感染が広まるのは,2,3週間後です。そのときになって,医療が逼迫しないように,今,どうするのか,と将来の話を今しなければならないと思うのですが,今こうだから,と言う話は,全然いただけません。

東京は,まだいいと思います。

これから,「Go To」とかで人が動き出したとき,高齢化の進んだ地方に人が移動すれば,高齢者に感染が広がるリスクは高まります。しかも,医療施設も,東京のようなわけにはいかない。などということを考えたら,やっぱり,東京から若い人が来る札幌(やその周辺)などの観光地は避けよう,と警戒するのが人情でしょう。それでは,少なくとも観光がなんとかならないと再開は難しい地方経済は,いつまでたっても「自粛」です。

そもそも,感染症に専門家が前に出すぎで,経済の面がおろそかになった,みたいなことを言われていましたが,本来,最良の感染症対策こそが,最良の景気対策でもあるはずです。

検査しても,連絡が取れない陽性者がいるって,どういうことでしょうか?検査しただけで,居場所を把握していない,いわんや,隔離もしていない,ということは,それで感染が広まったら,どこかの知事さんではないですが,人災だといわれてももっとも,かもしれませんね。最近,稚内のホテルも結構いっぱいですが,その人が,「GoTo」で北海道にも来る可能性があると言うことでしょうか?

船頭多くして。。。

感染症対策は疫学とか公衆衛生とかの担当分野で,本来,経済活動や景気対策まで背負い込ませようという方がナンセンスではないかと。なかなか両立しないものですが,そのバランスをとるのが政治の役割で,何でもかんでも専門家会議の枠に押し込めてしまおうというのは,政治の責任放棄です。一方,世間が専門家に期待するのはデータに基づく科学的な知見で,政治的な玉虫色の答申を聞きたいとは思わないでしょう。

「専門家のご意見をお聞きして」というのは,政治の暴走を抑えるにはよいことですが,政策決定の最終的な責任をとるのも政治の役目で,これを放棄する為の方便として専門家を利用しようということとは,意味が違います。

鳥のいる風景