今日まで,犬ぞりレース。

ちょっと陽が出たかと思うと,眼を開けているのがつらいくらいの吹雪,の繰り返しですが,犬は,燃えています。

レースに集中,かと思ったら,「仕事」を忘れて観客のところに遊びに来てしまうそうで,そこは,やっぱりワン公です。

会場の大沼周辺は,吹雪くと,底冷えがします。

 

周囲への気遣い,遠慮,「ユズリアイ」,誇っていい日本的文化だと思います。

2月がいい,というので音羽橋に行ってみましたが,すぐ後悔しました。1月とは比べものにならない人の数です。お目当てのタンチョウの数より多いのは,確実です。長篠の合戦なみに,3重のカメラの砲列で,その間を,絶え間なく,新たな参戦者や場所を変えて行ったり来たりする人がいて,ちょっとした通勤電車並みの混雑です。

しかも,半数以上は,団体ツアー,個人客の外国人。

無理やり人の間を分け入って,人の前でカメラを構え始めても,特に遠慮はなし。

一方では,暗いうちにようやっと2列目に場所を確保した筆者は,設定を確認しようと,レンズのわきに顔を出そうとたとたん,後ろの外人カメラマンのファインダーの一部に筆者の頭部の一部が入ったのか,どえらい剣幕で,「ロー!!」(ご機嫌を損ねたときに出す,「おい,こら」に相当するする,「ハ」にアクセント,「ロー」は,「ロォ」で,上がり調子。),うるせえなすぐ終わるよ,と思いながら,無視してやりました。

そうかと思うと,前では,荷物を置くのも,別に邪魔になるわけでもないですが,「ここに置かしていただいてよろしいですか。」「どうぞどうぞ。」。ほぼ徹夜と思われる最前列の老ご夫婦が,ひとしきり撮り終えたのか,うしろのおじさんに「わたしたちはもうずいぶん撮りましたから,ここどうぞ。」と,譲り合って,そこにいる全員にそれなりにいきわたる社会の仕組みを,日本的文化はもともと備えています。

一票でも多ければ総取り,の小選挙区制は,二大政党制の下で安定した政治云々のメリット等々の説明がなされますが,言ってみれば,1分でも先に来た人が最前列を全て独占する仕組みと同じです。その結果が,一部の大企業,富裕層への富の集中,経験不足の大量の素人議員の発生と,経済,地域格差の拡大です。

大企業や富裕層,都市部だけでなく,中小企業や地方にも,「どうぞ,どうぞ。」と譲り合い,ある程度は,全員にいきわたるように配慮する,「権利を害された」とか,「話が違う」とか,目くじら立てて主張するだけでなく,「よろしいですか」とまわりに(相手に)配慮し,求められた方も,「どうぞ,どうぞ。」と気持ちよく道を譲る,むしろ誇るべき日本人的行動様式に見えます。

 

 

久しぶりにいい天気の宗谷線。それでも,スーパー宗谷は20分の遅れ。

もっとも,今日は,車両故障で,5両編成の,見かけはともかく,少々スピードが遅いノースレインボーの車両で,大きな窓で開放感はありますが,なにせ,荷物を置く棚がないのが,欠点です。

札幌に着く頃には20分以上の遅れで,駅構内に入るときに,構内が混在とかで,5分近く待たされ,結局,予定していた昼飯もボツ。