セイコーマートの塩豆大福が美味である件

突如として大福を食べたくなり,他の件のついでに,近く(150キロ超離れた)セブンイレブンに行って,特に予備知識無くセブンイレブンに売っている大福を頂いたところ,これが,実に,甘い。正確には,食べた後に,なんとも後味の悪い甘さが残ります。

結局,コンビニの大福は,セイコーマートの塩豆大福が一番,後味もかるい良い感じであることを知ることになり,往復300キロ無駄に行って帰った次第。

「世界経済はリーマンショック級のリスクに直面しているので消費税増税再延期します。」,の判断は,結果として正しかったのかどうか。

稚内公園への散歩道

イギリスでも,都市,経済界・富裕層,若年層は残留派,であるのに対し,地方,労働者・非富裕層(金融資産とは無縁の人),壮年老年層は離脱派,という大きなくくりの中で,域内からの移民が職を奪い,社会保障を食いつぶす,という不満が,離脱に伴う経済的リスクという(誠に,もっともな)議論を吹き飛ばしたかたちです。

「吹き飛ばした」というか,読み違えた,ということでしょうか。

グローバリズム,市場原理(自由経済)は,理屈ではそれによって適正価格と富の最適配分が実現されることになりますが,国内の所得格差を是正する仕組みは,もともとありません。よく言われる自由貿易のメリットも,自由経済をベースに比較優位部門に特化した場合の国の所得の向上みたいな議論はしますが,国内の所得格差はまた別の話です。

企業主も企業で働く人も,その働きに応じたリターンがなければ怒りや不満が募ります。「報われていない」と感じれば,もはや感情の問題で,いくら,「損得」の話で理性にうったえても通じません。そういうときは,移民排斥や大英帝国万歳みたいな極端な排外的あるいはナショナリズム的煽動の方が勢いがあるのは,歴史が示しているとおりです(というか,某国の大統領選挙候補者選びの様子を見えれば,決して歴史のはなしではない。)。

稚内公園への賛否皆
裏山への散歩道

参院選を前に,アベノミクスは失敗だとたいそうな剣幕の野党の皆さんですが,格差是正の観点からは,たとえば,都市部から地方への所得の再分配の仕組みともいえる公共事業について,バラマキ,税金の無駄みたいなレッテルを貼って地方にお金を落とすこととは正反対のことを言い続けておられたことは記憶に新しいところです(なお,某知事さんが,週末ごとに湯河原へ行って,そこでお金を落とせば,それも立派な都市から地方への所得の再分配です。)。まるで格差の拡大にご自身は無関係のようなお話ぶりですが,是非,現実的な政策のお話をお聞きしたいものです。

牧場主が離農して廃屋となっているところは多い。こうなると,後継者がいても手のつけようがない。
牧場主が離農して廃屋となっているところは多い。こうなると,後継者がいても手のつけようがない。

「日本に与える影響」といえば「日本経済に与える影響」であり,「日本経済に与える影響」といえば「東京マーケットに与える影響」であるという,実に単純な日本のニュースの中では(経済部のニュースと言えば,たいがい東京発なので仕方がないのかもしれませんが。),為替や株価への影響がもっぱらニュースの中心です。金融市場は投資家のパニック(によるリスク回避行動)により大荒れの展開で,機関投資家やファンドのようにきっちりリスク管理,回避できるノウハウのない一般企業がその影響をもろに受ける。せっかく,頑張って輸出して稼いだ金が一瞬に消えてしまうのに,当の投資家は自ら市場を混乱させているわりには,「顧客の資産を守った」と大見得を切る,こういう金融プレーヤーの自作自演劇を何度も見せつけられると,確かに金融市場外から白い目で見られても不思議では無いと思います。ただ,現実には,シティには世界の金融センターとして培ったインフラがあるわけだし,むしろ,本心ではEUの手枷足枷がなくなって好都合,くらいに考えているとしたら,投資家というのは実に食えない存在です。

 

天気のよい朝はよく見られる昆布干しの情景。

「半干し」(生乾き?)の昆布はことのほか美味だそうですが,筆者はまだ試したことはありません。

函館方面の昆布が,ガスで乾燥しているのに比して,こちら,稚内の昆布は文字通り「天日干し」(ただし,函館の昆布は強烈に長いですが,種類が違うのか,品質が違うのかは,筆者にはわかりません。)ですので(上にかかっている網は,鳥などの上からの「被害」を避けるため。),うまそうです。

ただ,函館の五島軒(札幌のお店ですが。)の味は,稚内にはありません。

札幌五島軒のイカのアヒージョ

牛タンカレーも,最高です札幌五島軒の牛タンカレー

 

夏は札幌に近づかない方が吉なのか,気の遠くなるホテルの値段。。

出張というのは突然決まることが多く,そこからホテルを予約しようとすると,一泊数万円のオンパレードで,さすが,観光地を実感します。

となると,さすがに,仕事で行って泊まる気にはならず,

「4時に起きて出ればいいか。」

と暗いうちに出るか,ということになります(その方が車も少なくて,走りやすい)。

帰りは,旭川以北の,それほど高額でないホテルまで来て,早めにお休みするというパターンです。

朝,散歩した北海道大学キャンパス。思ったよりは人は少ない。
朝,散歩した北海道大学キャンパス。思ったよりは人は少ない。

そういえば,先だって,急遽予定が変わって,2泊のうち1泊キャンセルしたら,キャンセルチャージ80パーセントとられました。仕事では急遽予定が変わることもあり,そういうところは,仕事で使うのは無理ですねえ,とならざるを得ません。

 

廃線跡というわけではないのですが,どう見ても引き込み線にしか見えない南稚内~稚内の線路。

利用者にとっては,コストパフォーマンスが重要です。いくら「安全です」を宣伝されても,コスパが悪ければ,消費者は不満です。不満でも利用しているのは,独占事業体で他に選択肢のない場合か,あるいは,人口やインフラがどんどん流出する地方において,「無いと困るものだから」です。

稚内~札幌の特急は,現状,1日3本(往復),片道5時間の長旅です。ところが,「安全第一」「選択と集中」のムードの中,顧客利便性は二の次,地方切り捨てが平然と行われていても,何も問題になりません。近々,これも,札幌行きは1日1往復に,後の2本は旭川止まりになるそうです。札幌出張はどうなるのでしょうか。それでも,「無いと困る」のです。

一方で,北海道新幹線の集客力強化のため,東北や首都圏への営業はしているそうですが,JR北海道にとっては,もはや,顧客とは新幹線の利用者であり,マーケットは,首都圏~東北地方であり,その主たる戦略が,そうした地域から観光客を運んでくること,のようです。では,地方住民にとってJRは,というと,このままでは,「無くては困る」ではなく,「無くても良い」存在となかねません。別の選択肢があるから,ではありません。さらなる人口流出と地方社会の消滅で,乗る人がいなくなってしまうから,です(現に,乗降客の非常に少ないいくつかの無人駅は,この春廃止になりました。)。国の旗ふりとは関係なく,地方創生ではなく,地方破壊を進めていますが,JRさんは,それを狙っているのでしょうか?

工場の鹿

今日の道新の一面は,東京ローカルの話題がトップです。都知事の進退問題などは「東京版」(?)にでも載せておけば十分などうでもいい話題です。そもそも,ロジカルには,使途が定まっていない政治資金について,「流用」は起こりえません。しかし,ただでさえ長引くデフレで「閉塞感」が可燃性のガスのようにくすぶっている嫌「政治家」ムードの中で,「流用疑惑」という「キャッチコピー」を放り込めば十分に火種にはなり得ますが,実態とはかけ離れた「流用」なることばで火をつけておいて「都民は怒っています。」では,ただの自作自演,ただの煽動(情報操作)です。

さらに,連日の情報番組で道義的責任,説明責任,○○責任と,言ってみれば,法的な根拠も内容も効果も曖昧な言葉を持ち出してさらに不満をあおる。ターゲットとされた政治家を追い込み,辞職避けられずのムードを作り出してさらに「数字」(視聴率,発行部数)を伸ばす,というのは,「安っぽい」マスコミ商法です。日本中がこぞって,「安っぽい」マスコミ商法に依存せざるを得ないことは,日本の品格と民度の問題です。

他方で,2面に小さく出ていた赤字バス路線への補助の話は,運輸局通達が間違ってましたごめんなさい,ちゃんちゃん,で終わっています。地方の公共ローカル交通網維持の負担をだれがどのように背負うか,という根源的な問題は一向に未解決ですが,渋い問題なので,残念ながら,「売れる」ネタではありません。どうでもいい「安っぽい」政治ショーが1面で,北海道にとってより深刻なそちらが2面とは,なんとも情けない話です。