最近,一人旅のご年配の方をよく見かける抜海駅。

週末,抜海駅に写真を撮りに出かけますと,ほとんど,毎回,一人旅のご年配の方をお見かけします。たぶん,一人旅の途中,最北の無人駅で列車待ちをしているところに,なにやら,カメラを構えてうろうろしている筆者は,格好の暇つぶし相手にうつるのか,よく,声をかけられます。

関西方面から,飛行機を使ってわざわざ宗谷線に乗りに来た,朝6時の汽車(各駅停車)で昼前について,5時過ぎまでずっと抜海駅周辺を歩いていたとか,ご事情はいろいろです。

JR北海道に利用者目線(顧客目線)がないのは今に始まったことではありませんが,汽車で旅行される方は,特に,本数の少ない道内では,接続のあるなしは,切実な問題です。

札幌~岩見沢が停まっているのは仕方がないとして(それも,雪ではなく,信号トラブル,というと,いささか,「またか」という気はします。),室蘭線で岩見沢に入り,旭川方面に向かう乗客にとっては,札幌方面からの接続列車は「お休み」でも,札幌~岩見沢間の信号トラブルの影響を受けない岩見沢発滝川行きの普通列車への振り替えについての情報があれば,それで行けたにもかかわらず,札幌方面からの列車は運転を見合わせている,というアナウンスだけ,というのは,乗客目線からすれば,全くの不親切です。

「本州では,振り替え手段についてのアナウンスがある。」,誠にごもっともなご指摘ですが,未だに営業係数だとか,除雪や,トンネルのメンテや安全設備にコストがかさむからキロあたりの特急料金は他の新幹線に比して割り増しになりますあしからず,とか,およそ,民間事業者とは思えない旧態依然とした発想では,利用者(道内の利用者のみならず,せっかく来て頂いている道外からの乗客も)にとって大迷惑です。

ちなみに,その北海道新幹線,トンネル内で時速140キロで(総武線の快速や北総線内のスカイライナーとあまり変わらない?)で,割り増し特急料金というのは,利用者の理解を得ることは無理でしょう。いわんや,道内への旅行者の30%が新幹線を利用する,というご試算は,まったく,「捕らぬ狸」以下です。

抜海駅20151128-03