これまで何度か前を通ったことはありますが,夏休みに礼文島に行きますと,たいてい,開花時期が終わってしまっています。今年は,たまたま6月前に行く機会があり,見に行った次第です。
それでも,斜面の方は既に時期が終わっているとのことで,立ち入り禁止です。
このレブンアツモリソウ,現在は国の特定国内希少種に指定され,24時間の監視のもと柵の中で保護されています。最北の島は,生物多様性の島でもあります。
利尻島で見る利尻山と,礼文島から眺める利尻山と,それぞれ味わいがあります。
久しぶりに稚内が全国ニュースに出たと思いましたら,Y電機の郊外型店舗の閉鎖のニュース,道内では,中標津店とならんで稚内店は,不採算店舗として,閉鎖対象です。
筆者もアマゾンを始め,ネット通販はよく使います。では,よく言われるように,店舗で商品説明を受けてネットで購入しているか,というと,そうでもありません。正直なところ,ネット通販で購入するものは,量販店で商品説明を受ける必要はありません。地方の量販店にはそうした商品はないからです。むしろ,故にネット通販を使うのであり,商品説明は,今はアマゾンや価格コム等のレビューの方がよほど参考になります。どこのメーカーでも作っているものが同じようなもの,つまり,商品説明を頂く必要のないものは,量販店の方が早くて(注文して送ってもらう時間がない。)便利です。
稚内のY電機の印象といえば,狭いひら屋の店内に,パソコンからテレビ,洗濯機,冷蔵庫,エアコンなど,一通りのものがある印象ですが,だからと言って,必要なものがあるわけではありません。都市型の,何フロアーにも別れた店舗と同じようなラインナップを揃えようとしても,しょせん無理でしょう。展示スペースも在庫スペースも,お客さんの層も数も違うわけだし。それにしては,店員の数が多かった印象もあります。
今後のアフターサービスは,(170キロ離れた)名寄店にどうぞ,だそうです。それも随分と顧客をコケにした話ですが,名寄だろうが,札幌だろうが,地方は切り捨てご免の量販店には行きません。地方に必要なのは,極端にいえば,通販を前提とした返金補償や交換(サイズや色違い,あるいは,購入したものがニーズに合いませんでした,という純粋お客様都合による返品ですら,です。),と下取り,送料無料,です。
故に,都市型の量販店のかたちをそのまま地方にもってきても,実績が伸びないのです。