Academy Awards ceremony など,まじめに見たのははじめてなのですが,アメリカのショービジネスは,すこぶる「知的資産」集約産業です。

人種差別,偏見との戦い,反戦,移民の権利,表現の自由を守る闘争,そんなキーワードがきらびやかに並ぶ,その辺,いろいろ議論もあるようですが,その重厚さとプロフェッショナルに対する敬意には驚きました。 俳優もプロデューサーも,監督も脚本家も照明もメークアップアーティストもCGスタッフも録音技師も,エンドロールに並ぶ全ての映画に携わるスタッフが,プロフェッショナルとして敬意をもって遇されている,そうし人材に対する姿勢にも,知的資産集約産業の成熟度合いが現れています。

日本では,例えば,看護師さんや療法士さんが医師の処置に疑問を感じてもものが言えない雰囲気がある,とか,大学では,教授が神様で,とか,よく聞きますが,知的な成果に対する姿勢という点では,まだまだHollywoodのスケールにはかないませんねえ。

札幌の雪祭り,北海道的には重要なんでしょうけど・・・

仕事で札幌に行かなければならない身にとっては,ホテルは満室(あっても,超高額),列車は満員,駐車場は満車,と,迷惑この上ないイベントでございます。

 

とはいえ,外国からの観光客の受入拡大を標榜しておきながら,空港のキャパが一杯(離着陸枠とか,グランドサービスに余裕がないとか。)で,国際線路線が撤退,などというニュースがありますと,滑走路はともかくとしても,手荷物の扱いや出入国,ロビーの待合室なんか,増やしたっていいように思いますが,なんで,日本の空港(羽田を除く地方空港?)は,そういう投資をしないのでしょうか。

旭川周辺では,マイナス30まで冷え込んだところもあるそうで,今晩も空は晴れて星がきれいなので,朝は冷え込みそうです。

マイナス30まで落ちると,陽が出ますと空気中の水分が凍結して,これに陽の光が反射して,光の柱のように見えるサンピラー現象が見られる,そうですが,筆者は,とても,マイナス30度の気温の中には出たくありません。稚内周辺でも,内陸の沼川は冷え込みが厳しいですが,サンピラーの話は聞いたことはありません。 北(=緯度が高い)と寒いこととは,必ずしもイコールではない,同じように,南風イコール暖かい,とは限らない(稚内では,南の「寒冷地」を通ってくる風は,冷たい。),東京中心的思考からは,ちょっと異質な世界です。

だいたい,物事を一方向の見方で見ることになれてしまうと,違う方向から見える風景を拒絶する,というか,違う風景を見ようとすると,「けしからん」という反応をする人がいる(特に,一番そうであってはならないはずのマスコミに)のは,考え物です。

テロリストに屈しない,ということと人命尊重,というのは政府の言ってきたことだと思いますが,人命尊重(人命が危険にさらされるリスクを避ける)のためにテロ行為の口実にされるような言動は控える,ことは,テロリストに配慮する(テロに屈する)ことでけしからん,ということになる。

つまり,この国では,勇ましく,テロとの戦いに「参戦」することにより,国民がさらされるリスクへの対応として国がしてくれるのは,「渡航情報の周知」ですが,今の世の中,テロが起きるのは,「退避勧告地域」や「渡航自粛地域」だけでは無いと思いますし,そもそも,危険情報は,「海外に渡航・滞在される方が自分自身の判断で安全を確保するための参考情報です。本情報が発出されていないからといって,安全が保証されるというものではありません」(外務省海外安全ホームページより。)ですから,結局,「自己責任」(「自分自身の判断で安全を確保」)らしいようですけどねえ。

「国境」の向こう側,という世界が,遠く離れた存在ではなく,日常生活における現実の存在である「国境の町」では,テロの口実にされるような政治家の言動は,迷惑この上ないのです。