旭川は世間的には観光地ですが,筆者には仕事場です。久しぶりに車で旭川に来たので,そこから30分,美瑛まで足をのばしました。

サンピラーと言えば名寄ですが,宿の支配人に,最近,美瑛のサンピラーも有名で海外からも撮影に来る,と聞いて,出かけてみました。

日の出あるいは日の入り直前

極寒(マイナス20度くらいがベスト)

天気は晴れ(放射冷却で気温も低下)

等々,もろもろの条件が整うときれいな「光の柱」が見えるそうです。

日の出前からかんばっていましたが,天気は曇り,気温もだいたいマイナス8度くらいと,ちょっと条件には足りない朝で,ピラーが見える前に,明るくなってきまいました。ただ,日の出前の道路を走りまして,久しぶりに,「スリップ感」(ABSが働く感覚)を味わいました。

美瑛も,冬は閑散としています。

JALのコマーシャルで有名になった美馬牛の木ですが,一時,観光客が私有地に入ってしまう,ということでニュースにもなりましたが,冬場はだれもいません。

帰りに,幌延の雪原(牧草地)を歩いていくキツネを見かけました。

周りは真っ白ですので,遠くを歩いていてもよく見えます。

旭川から成田行のスカイマーク便が廃止となると旭川経由で成田に出る足がなくなり非常に困っている稚内の住民。ただ,千歳経由LCCもよいオプションになりうるかも。

諸般の事情で稚内から羽田の直行便を使いにくい場合,旭川まで汽車で出て,旭川空港から成田に向かう飛行機を使うことがありました。

稚内空港を発つ,羽田行直行便。

ところが,旭川→成田便、成績不振,ということのようで,路線廃止になってしまいそうです。

まあ,札幌(千歳)まで出れば,たくさんのチョイスがありますが,札幌まででるのが,

実に,つらい。

JRの特急で5時間(3月のダイヤ改正で,もっと時間がかかるようになります。),ところが,旭川までは,3時間30分で行ける,というのは,大変なメリットです。だから,昼頃に旭川を出る東京方面の飛行機は大変便利だったのですが,スカイマークの撤退は,非常にショックです。もちろん,JALやANA(ADO)は健在ですが,「諸般の事情」で,なかなか使いにくい場合もあるのです。

特に,交通費を請求しにくい案件や,個人的な帰郷の際とか,あるいは,吹雪くことの多い冬期は,シビアです。

たまたま,横浜で仕事があった時に,時間があったので山下公園を散歩しました。さすがに横浜です。

稚内でも船や港は見慣れていますが,さすがに国際貿易港のスケールが違います。もちろんん,内陸の旭川とも,違います。

そういえば,ジェットスターが早朝便の乗客のためにタクシーサービスを提供しています。あさイチのジェットスター便に乗ろうとすると,これまでは,成田泊が必要でしたが,タクシーを使えれば,無理に成田で泊まらなくても,ジェットスターの時間帯にもよりますが,うまくいけば,千歳で乗り継いで,稚内にぎりぎり昼頃に着けるよいオプションです。

接続をかんがえれば,Vanila Airもよいオプションのようですので,今度使ってみようと思います。

稚内の裏山から突然現れた,シカの一団。20頭くらいはいる感じですが,普段,これほどの集団はあまり見かけません。

稚内駅前の中央公園ですが,シカの集団です。駅で汽車を待っている観光客は大喜びで「見物」です。

 

駅前を通って,のんびりと移動している感じですが,市街地にこの密度でいるとさすがに危ないのか,警察と消防の大「捕り物」の結果,無事,裏山にお帰り頂きました。

 

道内ではシカは厄介者(駆除対象)ですが,野生動物がこんなふうに市街地を歩き回る姿は都会ではあまり見られません。

この,「都会では見られません」ために,都会人たる観光客は大金を払っておいでになるのですから,「厄介者」も観光客にとっては,貴重な経験(観光リソース)です。

たしか,バンフだったかジャスパーだったか,どでかいエルク(ムース?)が市内を普通に歩いていて,むしろ,人間様が遠慮している感じでした。

発想の転換,とか簡単にいいますが,たとえば,「観光」のことだけを考えれば,

「厄介者」→「共存する仲間」

「危険(迷惑)だから追い払う」→「シカの親子が通るのでしばし道を譲る」

などという考え方の変化が日本ではあり得るか,ちょっと考えてみても,物事はそう単純ではありません。

関係ないですが,新しい巡視船です。なかなか大型です。

稚内市内は春の嵐(吹雪)。先ほどまでいい天気だったのに,突然こうなりますから,「外出はなるべく控えるように・・・」と言っても,無理なんです。

ここ数年に比べて,例の「爆弾低気圧」の通過は少ないようです。 とはいえ,北海道付近で急速に低気圧が発達しますと,吹雪になります。

台風並みの低気圧 北海道、暴風・猛吹雪に厳重警戒

というニュースです。

雪が降っている,というよりも,舞っています。 昼間でもライトをつけないと危険です。 ところで,稚内へつながる道路が地吹雪で通行止めになってJRが止まって,陸の孤島(=孤立)になってもニュースになった記憶はありません。なぜでしょうか。

稚内のカニの多くを輸入に頼っていることを今更ながらに感じさせる水産物の「密漁・密輸出対策に関する日露協定」のインパクト。しかし,むかしの200カイリ漁業専管水域の設定と,なぜかダブります。

水産物の密漁・密輸出対策に関する日露協定,水産資源の保護と不正取引の抑制というお題目についてとりたたて文句をいう人はいないでしょう。ただ,たてまえの部分と実態とは若干かい離するのは世の常でして,もし,本当に「水産資源の保護と不正取引の抑制」を目的とするのであれば,それは,ボーダーレスの世の中,日露だけでは実現できるはなしではないのです。

 

買い手はいくらでもいる。中国,韓国にもっていけば,日本より高く売れる

 

というロシア「貨物船」関係者の話はよく聞くところですが,日本のバイヤーが,価格競争力を失っている(競り負けする)国際市場のトレンドは,ここ稚内でも露骨に感じるところです。

ここ数か月はロシア船の入港(=活カニの輸入)は増えているようですが,日露協定の発効を見据えた駆け込み需要のようです。商売変えをしよう,という話もちらほら聞こえてきます。 北方領土付近では,「地理的中間線」付近で操業する日本の漁船は,常にロシア当局による拿捕の危険と隣り合わせです。「地理的中間線」を超えて操業する日本漁船は,ロシアの立場からすれば「密漁」になるのかもしれませんが,ということは,ロシア政府が本気になれば,「密漁」の取り締まりもそれほど難しくはないように思います。が,なぜか,活カニの取引高がロシア領海内での漁獲高に比べ異常に多いことは,何らかの政策的意図が裏にある(つまり,政策的に,密漁を放置している?)と思わざるを得ず,ということは,「日露協定」も,単純に日本人の締め出し(あるいは,人的な価格のつり上げ。),のように見えなくもなく,つまりは,70年代の200カイリ漁業専管水域の設定と同じ絵柄に過ぎないのではないか,と思ってしまう出来事です。

国際市場で水産物の価格が高騰すると,輸入水産物を使う水産加工業を直撃します。古平の例は道内の基幹産業の基盤のもろさを象徴していますが,「だから,国内産を使いましょう。」と,簡単にはいきません。

 

「高い。」

 

 安い外国品を使った製品に慣れて消費者にとっては自己防衛の意識かもしれませんが,事業者にとっては,

 

国産品に対する不買運動と,その恐ろしさは変わりません。

 

  赤字覚悟で無理しても長続きするわけがありませんので,「商売変え」の話が出てくるわけです。 まっとうな商売を吹き飛ばすのが「不買運動」なら,主権と独立を吹き飛ばすのは軍事介入です。ロシア軍の軍事介入も辞さず,というのは,何やら冷戦時代のソ連軍侵攻,を思い出させる出来事ですが,それよりなにより,「クリミヤ」という地名が今後の何事かを暗示しているのではないか,フランスの国連大使が,旧ソ連がチェコスロバキアに介入した時と同じ手口だ,と言うように,結局,冷戦後とは言いながら,一皮むけばぜんぜん「後」ではないような,非常に気になるところです。