稚内の犬ぞり大会です。さすがに,スピードとスタミナ命だけあって,6頭引きの犬は,体脂肪率などほとんどなさそうな,アスリートです。

例年,この時期は天候が悪く,どちらかというと外に出たくない時期なのですが,今年は晴天に恵まれて,気温が上がってきたこともあり,久しぶりに出かけてきました。過去には,一度,時間も確認せずにでてきて空振りに終わったこともあり,今度は,「出走」時間を確認のうえ,朝早くに出かけてきました。

あまりコースに近づきすぎると,犬が「勘違い」して寄ってきてしまいますので,というアナウンスが流れていました。

とはいえ,なかなか生き物相手は難しく,トラブルもご愛嬌です。

 

会場が稚内空港の近くでしたので,稚内空港を離陸する羽田行の全日空機です。

関東の大雪,その後の孤立集落の発生,ただ,またまた「初動の遅れ」「警報のあり方」のお決まりの役所批判。

結果,その後に何が起きたかを知った上で批判するのは,「楽」です。気象庁ですら予測できなかった「何十年に一度」の(異常,なんでしょうかね)天候で,リアルタイムで正確な情報が入ってくるわけでもなく,津々浦々の情報が入手可能なわけでもなく,そのときどきで,限られた時間の中で判断しなければならないのは,大変でしょう。そのご苦労は,察するにあまりあります。

その後,低気圧が北海道の東海岸沿いに北上しましたが,稚内市役所も,夜通し電気がついていました。天候の急変に備えて,待機されていたんでしょうか。大変なご苦労です。

一方で,役所から出てくる情報が遅い,と役所を批判し,それで被害の様相が知れるところとなると,対応が遅いと批判し,なかなか復旧が進まないと初動の遅れが被害の拡大を招いたと批判し,挙げ句の果てには,総理大臣が会食していたのはけしからん,と,なんでもかんでも行政の責任にしたい報道もあるようです。

むかしは,最前線の現場から,●●侵攻作戦などをスクープする気骨のある(政府発表に飽き足らない)フリーランスの報道記者(報道写真家)などが多くいらっしゃいましたが,今時,役所(警察,消防を含む)の記者発表の後追いではなく,役所に先駆けて,ニュースの現場に乗り込む方はいらっしゃるのでしょうか。「警察への取材によりますと」とか,そういう「ニュース」ばかりのような気もします。

ただ,現場(というか,当の住民)は,たくましいです。ご自身のお住まいの客観的状況(環境)を把握していらっしゃる。だから,何かあれば,道路は止まる,行政は,といってもしばらくは来ない,だから自助努力しかない,ということで,日頃から備えも十分で,結果,「困らなかった」と平然とおっしゃる。 何かあっても行政がなんとかしてくれるはずの,自助努力とは縁遠い都会目線で大騒ぎするニュースに比べ,実に「クール」です。

稚内でも,TVH(つまり,「ブレないで絶好調のテレ東」の番組)が見られるようになります。ただし,今年の年末から。

「ブレない」テレビ東京が,絶好調だそうです。 最近の地上波は,どこのチャンネルも変わりばえのしない出演者,内容(あの,3時間スペシャルとか,どこでも同じの報道合戦の類いとか,いいかげん何とかならないですかねえ。)で,あまり見る機会がなくなってしまいました。

その分,見る機会が圧倒的に増えているのが,BSです。大人のヨーロッパ歩きとか(BS日テレ),BS歴史館(NHKBS)とか,岩合光昭の世界ネコ歩き(同)とか,これまたNHKBSですが,たまにやるレベルの高い地域初ドラマとか,クオリティーの高さ,見応え,それに加え,地方でも首都圏と同じタイミング,内容の番組が見られるということで,我が家のチャンネルは,ほとんどBSです。

ただ,頼みのBSも,朝方はほとんどのチャンネルで通販番組です。通販も,夜中はいいのですが,朝方は,なかなか「目に毒」です。 その中で,唯一,というか,稚内では電波が届かないテレ東系の(と言っていいのか,わかりませんが,テレ東の番組を放送している)TVHさんですが,この12月に,宗谷方面にも電波を飛ばせる中継局を作って頂けるようになりました。これで,これまで,「路線バスの旅」など,BSジャパンでの再放送で見ていましたが,「孤独のグルメ」など,年末に一挙放送,みたいな再放送しかやっていないものも,いずれにしろ,再放送を待たずにリアルタイムで放送を見られることになり,大満足です。

高速道路も携帯の基地局もそうですが(LTEとか,使えるようになったのはつい最近です。以前は,札幌や旭川出張の際にモバイルするため,稚内では使えないモバイルルーターを使っていました。),都市部では当然に,当たり前のように使えるインフラが,地方では,手に入らないケースは圧倒的に多いのです。インターネットでたくさんの情報が入ってくるようになりましたが,まだまだ,都市部との「情報格差」や「スピード格差」(新幹線の札幌延伸など,全く興味もありません。本当に新幹線が必要なのは札幌ではなく,都市部から遠い,周辺地域です。)は解消していません。

むしろちまたでは,「一票の格差」とか,人口集中地域に生じている「格差」に焦点があたりがちですが,ただ単純に人口が非常に多い,ということと,たとえば,地元には常駐の循環器の専門医がおらず,場合によっては,道路で行けば170キロ3時間,1日2本の特急で,2時間半,それも,最近では,定刻で運転されるのは,まれ,という状況と,どちらがより深刻でしょうか。

さて,民放地上波は未だになんとかオリンピックばかりですが,ウクライナでは,反政府デモ隊が大統領官邸に侵入し,護衛隊もデモ隊を「排除しなかった」そうです。ヤヌコビッチ大統領は国内にとどまっているものの,所在は確認できないというと,思い出すのが,今は昔,91年のソ連邦のクーデターです。その後,一応,ウクライナは旧ソ連から引き継いだ核兵器を廃棄,あるいはロシアに移管したことになっていますが,本当に大丈夫でしょうか。

芸術作品は,作者が重要なんでしょうか。作品のクオリティが重要なんでしょうか。

実は,私が作曲していました,ご迷惑をおかけして申し訳ありません,という,ゴーストライター本人の告白を発端に,世間を騒がせている問題です。 よく,絵画や小説の世界では,若手には発表の機会がない,ということはよく耳にします。

筆者は絵画や小説はもちろん,音楽についてもさっぱり門外漢ですが,それが「何であるか」ではなく,それが「誰の」手によるものであるのかが重要である,ということだけは音楽の世界でも同様のようです。 ビジネスの世界でも,革新的な事業やサービスについて,中小企業や(天才的)個人が,実績がないというだけでなかなか必要な金融的支援を受けられない,市場に受け入れられない,それが日本では現実ではあります。

だから,政府が旗振りをしたり,官制ファンドを立ち上げたり,とテコ入れをしても市場は鈍感です。あるいは,政府や自治体がコンセプトを作り,その費用で商品(制度)設計をし,技術開発や技術指導を行い,顧客や商売相手を見つけて,ファイナンスもつけてやって,記者会見を開いてPRまでして,至れり尽くせり,そうした「官が(誰が)」主導して新規事業の立ち上げや活性化を図ろう(図るべきだ)という保守的な風潮が,新たなサービスの登場を阻んでいる,という指摘もあります。

しかし,一方で,日本も単純に技術や市場規模だけを比較すればアメリカとそん色ないとも言われていますが,アメリカではGoogleやSNSの先進的なサービスをはじめ,革新的な事業が次々と生まれ,「いいサービスだ」と評価されれば,市場に受け入れられる素地があります。そのサービスや事業が「便利」であれば,それを「誰が」作ったかは知ったこっちゃない(大企業である必然性は全くない)世界はドライですが,どこの馬の骨とも知れない中小企業や個人が革新的な事業やサービスを生み出せるはずがない(そういうことは国家や名の知れた大企業の仕事だ)という思い込みは,「文明開化」の時代のようです。 すぐれた作品であれば,その経緯はともかく,作品を作品として鑑賞(評価)しないと,もったいない気もします。

稚内市の裏山,エゾシカ「捕獲」のシーズン

市内各地でシカがらみの交通事故,フン害,家庭菜園や花壇が荒らされる,などの被害が発生し,加えて,道路や鉄道でシカとの衝突事故も結構,ということで,市では,個体数調整も目的で捕獲を開始し,毎年50頭程度捕獲しているそうです。 3月になると,日曜日に集中して捕獲を行うため,市では当該期間は,現場に近づかないように注意を呼び掛けています。

この「裏山」というのが稚内霊園から,開基百年記念塔,稚内公園,北門神社等々,絶好の散歩コースで,日ごろの運動不足の解消のため,雪のないシーズンは筆者もよく歩くのですが,3月中は,さすがにシカと間違えられて「捕獲」されると難儀ですので,近寄らないようにしないといけません。 幸い,筆者はまだシカに直接ぶつかったことはありませんが,夜中に,ちょっと部屋のカーテンを開けて外を見ると,調子よく飛び跳ねているシカの姿を見かけることはあります。

夕方に帰ってくる汽車では,市内に近づくと汽笛を鳴らして減速したり停車したりする(線路上にシカがいるため)ことがあるのはごくごく日常的で,シカと「接触」して現場に何十分停車,も珍しくありません。お互いの平和のため,ある程度の個体数のコントロールはやむを得ないでしょう。 去年あたり,シカ肉の消費拡大のキャンペーンをしていましたが,今年はどうなのか,今のところまだニュースはありません。