冷めた目も,たまには大事ではないかと。

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5月27日ですが,午後1時10分ごろ,函館線の美唄付近を走行中の特急サロベツの3両目のエンジンの冷却水が高温になり停車,その後,温度が下がり,指令センターは運転再開を指示したが,約30分後に再び高温となり停車した。その後,残り2両のエンジンのみで運転し,約35分遅れで稚内駅に到着した,というニュースです。

 

ふーん,よかったじゃない。

 

と,筆者などはまず思いますが,その段階では,何らかの原因で冷却水の温度が上がったか,冷却水の温度を示す温度計(センサー)に不具合が生じたかは,不明です。で,いっぺん停車して,しばらく様子をみたところ,温度が下がってきた(正常に戻った),ということで,もし,技術的見地から,運行上問題が無いと判断できるのであれば,とりあえず運転を継続して,

 

様子を見よう

 

というのはごくごく常識的な判断ではないかという気もいたします。

その後,しばらくwatchしていたら,やっぱり,また温度が上がり始めたので,エンジンを切った,つまり,それが原因のわからない冷却水の温度の上昇に対する適切な措置なのであれば,それはそれで,いいのでしょうし。

しかし,ではなくて,「原因がわからないのに運転を継続するのはけしからん,安全軽視だ」という流れに持って行こうとする報道もありまして,まあ,現場でがんばっている職員さんもいることだし,ほどほどがよろしいかと。
 

稚内・宗谷産の生ウニ,1パック950円

 

昨日までの市内「生鮮市場稚内店」の大創業祭のチラシです。いま,新聞を整理していて,思わず目がとまってしまいました。チラシの写真だけで,現物を見ていませんが,確かに,この辺のウニは,東京あたりで大枚はたいて食べるウニとは,同じ食材とはにわかには信じがたいほど,味も姿形も違います。

東京で,もちろん,高級料亭などでは新鮮そのもののウニが出るのでしょうが,正直,ばからしくて,そうところに入る気にはなりません。そうしますと,筆者に縁があるのは,それほど高級ではない方ですが,ことウニに関しては,なにやら,びちょっとして,味もウニなのか,タンスの防虫剤なのかわからない感じで,ショックなことばかりです。

 

これが道内ならそうでもないか,というと,そうでもなくもなく,札幌あたりでも,「ぎょっと」するところも,決して珍しくありません。
 

お客さんどちらから

 
などの軽い話題で,不用意に,
 

稚内からです

 
などと言ってしまいますと,いきなり場がしらけてしまうことも多々あり,最近では,
 

東京からの観光です。北海道の食はいいですねえ。。

 

などと適当に言って,その場を繕っておくと,店は大喜びです。

少々,うしろめたさ,というか,申し訳ない気もしないではありませんが,嘘も方便,別に正直に言っても,食材がうまくなるわけでもなく,店の人がしらけるだけで特に誰かがハッピーになるわけでもなく,何でもかんでも馬鹿正直に言うだけが能ではなかろうと,適当に納得しています。

ただ,どうも,「稚内」と言う地名は,巷には,それだけで結構大きなインパクトがあるようです。地元にいますと,あまりに当たり前すぎてその辺の感覚が麻痺してしまうのですが,確かに,千葉あたりで,製造元利尻郡利尻町とか利尻富士町,とか,もちろん礼文でも,そう書いてあるだけでびっくり仰天して思わず手が出てしまいそうですが,最近は,この辺で販売されているお土産物でも,裏の製造元を見ると,札幌市なんとか,とか旭川市何とか,とか,ひどいのは,埼玉県なんとか,とか,印字してあって,それはそれでげっそりです。もちろん,そこで「嘘も方便」を発動されては困りますが。
 

サハリン近海でM8.2,国内では最大震度3を観測した


?らしい

です。
 

日本気象協会によれば,ここ稚内でも,一応,震度2を記録した

 

らしい

です。
 

と,少々微妙なのは,ここ稚内では,ほとんど揺れない,というか,筆者が鈍感なのか知りませんが,先の震災のときも,全く揺れを感じませんでした。もちろん,先の震災のときは,警察の接見室で被疑者相手に説教をこいている最中でしたので感じなかっただけかもしれません。今回は,何をしていたかというと,PCに向かって文書を作っているだけでした。
 

もちろん,津波警報もありません。当事務所の海抜は3メートルくらいで,しかも,港からほど近いところにありますが,特に変わった様子はありません。
 

電柱の上にカラスが巣を作ろうと運び込んだ大量の枝が風で飛んで散乱しているくらいが,普段の日常の違うところです。
 

なんで揺れないのかは知りませんが,確かに,ここ稚内では,地震保険なるものをかけているお宅はほとんどないそうです。
 

地震が近い,と,前兆現象,たとえば,ナマズが暴れるとか,ネズミがいなくなるとか,昔からよく聞いたものですが,低温続きで牧草が伸びない(宗谷地方では平年より5日遅れ)くらいが変わったところといえば変わったところで,あとは,
 

シカが出る

 

くらいでしょうか。というか,最近,町なかを平気で歩いている姿を見かけます。しかも,ちょっとお子さんが大きくなった,親子連れとか,結構,大きな群れとか,ノシャップとか,海岸沿いを車で移動するときは,よくよく左右も見て運転しないと,ヒョイヒョイと道路脇から出てきます。シカは,一頭いたら,後に続いています。これは大迷惑です。一頭かわしても,次に出てくるやつはよけきれません。幸い,筆者はシカに直接接触したことはありませんが,彼らは,慌てると,とんでもない方向に走り出します。これは危険です。
 

とはいえ,人間様の持ち物を勝手に持って行って,辺り一面に食い散らかして,挙げ句の果てに,人が近寄ると歯をむいて怒り,ひっかき,かみつき,勝手に温泉につかって入浴料も払わないニホンザルに比べれば,実に,gentleです。
 

稚内も,若干,暖かさを感じるようになってきまして。

 

道北6市(旭川市,稚内市,留萌市,紋別市,士別市,名寄市)が9月6日から3日間,ユジノサハリンスクで道北物産展を開催します。現在,出展商品を募集中,ですが,でも,そろそろ,こういうことは行政が音頭をとって,ではなくて,民間主導で実現してほしいところですね。いつまでたっても行政におんぶにだっこ,では,「資本主義社会」の名前が泣いてしまいそうです。

 

行政,といえば,我が国の行政府の長が元気です。

 

「侵略という定義は学会的にも国際的にも定まっていない。国と国との関係でどちらから見るかで違う」

(『朝日新聞』,4月23日夕刊)。

 

いやいや,「侵略の定義に関する国連決議」(United Nations General Assembly Resolution 3314)を知らないのは不勉強だ,等々,いろいろ厳しいご指摘も示されています。

「不勉強」にかけては決して負けてはいない筆者も,お恥ずかしながら,調べてみました。確かに,そういった国連決議は,

 

あります。

 

ただ,国際法の世界で「あります」とbindingであることは,ちょっと違うのは,まあいいとして,せっかくなので,Resolution 3314のoriginal textを見てみますと,

The General Assembly(中略)

1. Approves the Definition of Aggression, the text of which is annexed to the present resolution;

この決議に「付属」する「侵略の定義」を承認する,なるほど。「Definition of Aggression」は「決議」の「付属文書」ですね。

2.Expresses its appreciation to the Special Committee on the Question of Defining Aggression for its work which resulted in the elaboration of the Definition of Aggression;

これこれの特別委員会に感謝の意を表する。確かに,ご苦労さまでした。人様のご苦労に感謝することは大事ですね。

3. Calls upon all States to refrain from all acts of aggression and other uses of force contrary to the Charter of the United Nations and the Declaration on Principles of International Law concerning Friendly Relations and Cooperation among States in accordance with the Charter of the United Nations;[FN2]

国連憲章やらなにやらに反するすべての侵略行為やその他の武力の行使を差し控えるよう要求し,云々。そうですね。確かに,このご時勢,そういうことはやめてもらいましょう。

4. Calls the attention of the Security Council to the Definition of Aggression, as set out below, and recommends that it should, as appropriate, take account of that Definition as guidance in determination, in accordance with the Charter, the existence of an act of aggression.

以下に掲げる「Definition of Aggression」に対する安全保障理事会の注意を促し,当該Definitionを,安保理が国連憲章に従って侵略行為の存在を認定する際の指針として,適切に配慮することを勧告する。

 

なるほど。この総会決議(United Nations General Assembly Resolution 3314)は,付属文書である「Definition of Aggression」を作ってくれた特別委員会に感謝し,だから,せっかく作ってくれたので,安全保障理事会に,もし,侵略行為を認定する場合には,指針として配慮してね,と注意喚起しましょう,つまり,国連安全保障理事会が,第7章に基づき勧告するとか,強制措置を発動するとかそういう場合の指針を付属文書として決議しました,という趣旨のように見えます。

 

。。。。。。。

 

といわけで,安保理が,「take account」するように心がけます,というならまだしも,不勉強な筆者には,これが過去の歴史認識とか,何とか談話とか,にどう関係するのか,実のところ,よくわかりません。

 

旭川にも猫カフェはあるそうです。

 

セラピー犬の話は有名ですが,猫の癒やし効果も,実は,世界に通用するようで,ロンドンに猫カフェが初出店とか,アメリカからわざわ日本の猫カフェにいらっしゃる旅行者がいらっしゃるそうです。

玄関のチャイムや訪問者が大嫌いなうちの猫さんには,猫カフェは無理そうですが,ご機嫌のよろしいときは,スリスリ,スリスリ,やってまいります。ご機嫌のよろしくないときは,無視されます。他方,こちらが多忙や時や眠いときも,やってきます。生活のリズムが違いますと,これは「災難」です。それはそれ,その辺のもろもろを含め,猫さんは,話し相手としては微妙ですが,そのやることを見ていると,「癒やされる」といえば「癒やされる」ということですが,なにか,日々の生活にあくせくしていることが馬鹿らしくなりますので,ずいぶんとストレス緩和にはなります。

さて,猫カフェとはあまり関係ありませんが,最近の政治家さんの中には,ストレス満載の方も多いようです。
不用意な,というか,そのご持論なのかもしれませんが,言い放ったあとで「大誤報」だの,「読解力不足」だの,報道機関に苦情を言っても,このご時勢,広報マインドがない,というか,唖然とするばかりです。この情報社会,重要なことは,何を言うか,ではなく,どう伝わるか,で,言ったあとに,マスコミにぶつぶつ苦情をいうのでは,

 

ナイーブ

 

と言われても仕方ありません。それで,日本の国際的評価がまた落ちる。勘弁して下さい。

国際的評価,といえば,相変わらず,「●●史観はけしからん」と果敢にチャレンジしているご老人もいるようです。心情的には全く同感ですが,「反ナチス,反ファシズム,反軍国主義」,これは,先の大戦の戦争指導原理,つまり,その後の世界の基本的価値観です。日本語では国際連合ですが,国際的には,The United Nations,つまり,「連合国」で構成される国際社会で,その基本的価値観にチャレンジしてもせんない話です。

歴史的認識や正義観なんて,政治と表裏一体なのは周知の事実で,歴史的にはどうのこうのと議論をふっかけても,単に,相手にされないだけならいいですが,これまた,日本の国際的な不評を買うモト,です。

もちろん,現代の国際社会に普遍的な指導的価値観を日本と日本人が世界に打ち出すのであれば,様相は全く異なるとは思います。