A little revolution

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「台風並みに発達した」低気圧の影響で,JR北海道の宗谷線が運休になったおかげさまで,大方の予想通り,旭川に足止めを食らっている筆者が知らない間に,結局,大騒ぎしたFiscal Cliff(といっても,実質増税の方は年末に解決済みで,結局,自動歳出削減の方だけ,こちらも大方の予想で不可避ということで,市場は折り込み済みらしいですが。)が発効することになったそうで,ドラスティックなことが好きなアメリカらしい事態になりました。

日本的にはいかにもアンビリバボーな世界ですが,党利党略や既得の利害関係が錯綜して何も物事が決まらない,決められないよりは,何やら「どかん」と降ってくるほうがすっきりして気分がいいのは筆者だけかもしれません。と,申しますか,

 

“A little revolution now and then is a healthy thing, don’t you think?”
(The Hunt for Red October(1990))

ちなみに,中学校で習う付加疑問文ですが,最後の一文字まで肯定文か疑問文かわからない日本語とおなじように,カンマ,でしょ?,というのは,ちょっと日本語的で,親しみがわきます。Shall we dance? よりも,Let’s dance, shall we?の方が,筆者的には,なぜかいい感じがします。

破産とか会社更生とか,法的整理もドラスティックな外科的治療(ラミウス艦長流に言えば,little revolution)ですが,社会としてみれば,そうした手続きが認められないといつまでも過去の負の遺産を引っぱらざるをえず,社会が healthy であるためには,「どかん」と処理してしまった方がいいことがあります。「破たん」というと何やら後ろ向きな響きがありますが,考えようによっては,過去のしがらみをすっきりきれいに,一から再出発,実は,社会にとっても当事者にとっても,前向き,積極的に考えるべき事象です。債権者にとっても,債権者にとってはあまりうれしいことではありませんが,考えようによっては,不良債権です。いつまでも未練がましくバランスシートにのっけていても,何も起きません。すっきり,きれいさっぱり,心機一転して,また,儲ければいい,”don’t you think?”