タイトルが大げさなわりには,中身のない,単なる夏休み紀行です。函館です。 稚内から函館に向かおうとしますと,いちばん単純なのは,自動車です。日本海側を留萌に出て,深川→道央道→八雲まで?→函館,のルートでしょうか。 しかし,
さすがにげっそりです。遠いです。
もう一つ,JRで札幌に出て,乗り換えて函館,という手もあります。しかし,
札幌で限界。とても無理です。
新大阪から鹿児島中央まで,3時間何十分とか,聞きますと,新幹線はいいですねえ。まさしく,別世界です。
そういえば,最近,高速鉄道で売り出し中の某国。高速鉄道などに無縁な道民からしますと,
42億円分のODAは北海道にこそふさわしい
のです。
というわけで,軟弱な肉体に軟弱な精神が宿る筆者は,ここ3年間,せこくせこく貯めたマイレージを全額はき出して,飛行機(稚内→新千歳乗り継ぎ→函館)を使わせて頂きました。 飛行機といっても,すこぶる貧相,ハワイでおなじみ,Aloha Airの島間ジェット便より断然お手軽(とはいえ,アラスカのAir Taxiよりはましかも。),プロペラが回る,有名なボンバルディア製の道内便です。
さて,函館のうまい物,といえば,

今回は,La Conchaさんの方,のガスパチョと生ハム。生ハムはともかく,筆者は,スペイン料理では,パエリアとガスパチョ,サングリアの大ファンであり,当然のことながら,稚内には,そんなしゃれたものはなく,ここ何年もご無沙汰しており,
実に,すばらしい
の一言しか出てきません。
次の日は,風評被害をぶっとばせ,おなじみ,阿さ利さんの,

すき焼きコース。

これも,珠玉の一品です。
ちなみに,全然関係ないですが,函館も被災地です。今となっては,何が被災地なのか全く分からないほど復興していますが,やはり,津波はその爪痕をはっきり残しています。

とにもかくにも,函館は,いいですねえ。