事務所名変更のお知らせ

 

拝啓

 

 時下益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。

 

 さて,このたび,宗谷ひまわり基金法律事務所は,平成23年9月1日をもちまして事務所名を「北の杜法律事務所」に変更し,より地域に根ざした法律事務所として,引き続き,稚内での業務を継続していくこととなりました。

 

 今後は,これまで以上に地域の皆様との信頼関係を大切に,所員一同いっそう業務に精励いたす所存でございますので,何卒倍旧のご支援ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

 

敬具

 

平成23年8月22日

 

〒097-0022

北海道稚内市中央3丁目10番18号 丹羽ビル2階

弁護士 古井健司

 

※なお,住所,電話・ファックス番号,電子メールアドレス及びホームページURLに関しましては,従前と変更ございません。

 

青函連絡船『羊蹄丸』―― 後世に承継すべき歴史的・文化的価値【私的『鉄道・文化遺産』】

 

 

テーマの「羊蹄丸」ですが,青函連絡船です。もちろん,筆者らがこちらに来た2009年には,既に青函連絡船は廃止されており,現代人的に,飛行機をつかいました。飛行機に乗ってしまいますと,たとえば,羽田-稚内は2時間弱ですので,そのありがたみがよく分からないのですが,筆者が保管している87年3月の時刻表(家族に言わせますと,「役に立たない汚い古本」)を見ると,連絡船で函館に降り立ち,当然のことながら,稚内行きなどの親切な列車はなく,一度,札幌に出て,そこから,『急行天北』,『急行宗谷』,『急行利尻』(むかしなつかし,夜行列車です)などに乗り換えていったようです。87年3月の時刻表では,『急行宗谷』に乗るためには,札幌に3時28分に着く『特急おおとり』に乗らねばならず,『特急おおとり』に乗るには,青森7時30分発の連絡船に乗らねばならず,当然,この船に乗るには,上野を出発するのは,前日の夕方。2日がかりの超遠距離,まさに地の果てです。

 

鉄道遺産の多くが解体,廃棄される中で,『羊蹄丸』は,船の科学館で余生を送っていたのですが,やはり,時代の波には勝てないようでして,報道によれば,同館が「いまふうに」衣替えするので,「いまふう」でない気の毒な鉄道遺産は,引取先がなければ,「ポンコツ」として解体処分されることになったそうです。筆者が初めて北海道に来たのは,青函連絡船の最後の年で,帰りは,もう青函トンネルになっていましたが,青函連絡船を実体験として知っている最後の世代である筆者としては,いささか残念なニュースではあります。こうした文化は,その価値にお金を払う人間がいなければなりたたず,文化の維持と継承は,本来,コストがかかるのであります。青函連絡船も,日本人の歴 史,一時代を担った鉄道遺産として,コストをかけて後世に伝えなければ,日本人は貴重な歴史的,文化的価値を失うことになるのではないかと危惧しておりま す。本州では,何両か,SLが現役復帰している中で,北海道では,小さいタンク機関車が頑張って,人気を集めています。連絡船を観光のリソースとして再利用,保存するのは難しいかもしれませんが,どこかに落ち着き先があることを祈ります。

 

さて,稚内ですが,この2,3日,9月の中頃の気温だそうです。このまま冬に向かって寒くなってしまうのか,といえばそうでもなさそうですが,本州以西(以南)では,未だに猛暑日といっているのとは別世界の感があります。そういえば,札幌大通りのビアガーデンも終わったそうですが,8月もお盆を過ぎますと,肌寒さを感じるときがありますが,稚内では,今週末は,「最北端食マルシェ」が開催されます。

 

北海道の観光資源 ―― 函館編 【北海道産業振興・事業再生】

  タイトルが大げさなわりには,中身のない,単なる夏休み紀行です。函館です。 稚内から函館に向かおうとしますと,いちばん単純なのは,自動車です。日本海側を留萌に出て,深川→道央道→八雲まで?→函館,のルートでしょうか。 しかし,

さすがにげっそりです。遠いです。

もう一つ,JRで札幌に出て,乗り換えて函館,という手もあります。しかし,

札幌で限界。とても無理です。

新大阪から鹿児島中央まで,3時間何十分とか,聞きますと,新幹線はいいですねえ。まさしく,別世界です。

そういえば,最近,高速鉄道で売り出し中の某国。高速鉄道などに無縁な道民からしますと,

 42億円分のODAは北海道にこそふさわしい

 のです。

というわけで,軟弱な肉体に軟弱な精神が宿る筆者は,ここ3年間,せこくせこく貯めたマイレージを全額はき出して,飛行機(稚内→新千歳乗り継ぎ→函館)を使わせて頂きました。   飛行機といっても,すこぶる貧相,ハワイでおなじみ,Aloha Airの島間ジェット便より断然お手軽(とはいえ,アラスカのAir Taxiよりはましかも。),プロペラが回る,有名なボンバルディア製の道内便です。

さて,函館のうまい物,といえば,

  今回は,La Conchaさんの方,のガスパチョと生ハム。生ハムはともかく,筆者は,スペイン料理では,パエリアとガスパチョ,サングリアの大ファンであり,当然のことながら,稚内には,そんなしゃれたものはなく,ここ何年もご無沙汰しており,

実に,すばらしい

の一言しか出てきません。

次の日は,風評被害をぶっとばせ,おなじみ,阿さ利さんの,

  すき焼きコース。

  これも,珠玉の一品です。

ちなみに,全然関係ないですが,函館も被災地です。今となっては,何が被災地なのか全く分からないほど復興していますが,やはり,津波はその爪痕をはっきり残しています。

  とにもかくにも,函館は,いいですねえ。