出張の時に限って,来る。

熱帯低気圧,27日夜にも台風に変わって,28日朝に関東に最接近の由。出張の時に,来てしまいますかねえ。気温10度の稚内が,天国に見えます。

年金を「政争の具」にするな。まさしくもっともです。野党の先生方の得点稼ぎに利用されるのはごめんこうむりたいところですが,一方で,なかったことにされるのも,また,「利用されたくない」側の「政争の具」扱いですね。

正常性バイアス?

自然災害の時など,都合の悪い情報を無視したり、「自分は大丈夫」「今回は大丈夫」「まだ大丈夫」などと過小評価するなどして、逃げ遅れの原因となるそうです。一国の大統領が,北方領土を日本に「引き渡す計画ない」と明言したのでは,常識的に,これまでの方向性いいのか,と大問題になるはずですが,国内の反応は,粘り強く交渉,とか,(G20前に)けん制,とか,実に冷静です。

過去には,ソ芬戦争や,最近ではウクライナの問題,また, 「北方領土は第2次大戦の結果、ロシア領になったことを日本側が認めない限り交渉は進まない」という外相のご発言などを見ると,かの国では,領土問題を武力により解決(武力行使により領土を獲得)することの正当性については,特段疑問視されていないようです。

それが現実,と言えば身もふたもないのですが,あからさまに口に出してしまうと,某議員のように,世間からたたかれる。たたく方が,現実に目をつぶる根拠のなき楽観主義なのか,うかつに現実を口に出した方が世の中の道理が分かっていないのか,よくわからないところではあります。

とはいえ,従前通り,粘り強く交渉,だけでは,いかにも心もとないでしょう。それでどうなるという確証もなく,そうすると,むしろ某議員の方が現実認識の上でも,その評価の上でも,説得力があるような気がいたします。

もっとも, 「ロシアの旗を降ろすのか。」,と聞かれて交渉中,などと答えたら,それこそロシアの世論から袋叩きに合うことはわかりきったことで,うかつなことはおっしゃれないでしょう。

正常化バイアスというのか,根拠なき楽観主義も困りますが, しばしば,世論の盛り上がりが対外政策の手足を縛って,結局だれも望まない方向に転がっていく自体は,どこの国でも,特に最近は,よく見られるところです。

年金だけでは足りないからつみたてNISAに?

という趣旨で金融庁の審議会が報告書出したら世の中大騒ぎです。騒ぎの内容はともかく,前半(年金でだけでは足りない)は,ほぼほぼ,だれでもそう思っているところで,政府の追及に余念のない野党の先生方も,しっかり貯蓄しているでしょうから,いまさら大げさにする話ではないはずです。ただ,後半の,金融庁がつみたてNISAをおすすめしている,というのはどう理解すればいいんですかね。

昔は,老後の資金は,リスク性の投資資金にまわすのは歓迎されていなかったはずですが,現在は,とにかく,「自助」でやってくれないと「もたない」,くらい切羽詰まっているご事情なのかもしれません。

年金だけで,老後は,遊んで豪遊三昧,しようと思えば足りないのは当然で,どいう支出パターンを想定しているかはわかりませんが,豪遊三昧しなくても,家の修繕や医療費,介護費,など,現役時代にはなかった支出項目が増えます。

これまでも,いろいろなシンクタンクから試算が出ていますが,「ということですので金融(個人年金)商品を」という,コマーシャルとだかなんだかわかならいものは,いい印象はありません。

結局,自己責任の世の中です。